2012年5月5日土曜日

CMSForce2 #1

あれだけ期待を持たせたSiteforceが100万/年以上のお布施を要求するあたり、零細企業はターゲットじゃないし、安く出しても買収+開発投資を回収できないから、企業戦略としては正しいよね~
ともう半年以上思っている、昼下がりです。こんにちは。

さてそんなわけで、David Van Puyvelde さんがForce.com LabからリリースしているCMSForce2のメモです。
前作CMS Forceでサイトを作った時は、手を入れないといけないところが結構あり、使っているうちに、Webサイトを作りたかったのか、VisualforceとApexの勉強をしたかったのかが分からなくなってしまったのですが、今回はどんなもんでしょうか。

1.出力されるHTMLが美しくない 

SalesforceのCSS等が吐き出されるので、CSSフレームワークを導入する際など、気になります。Visualforce 23.0からDoctype指定ができるようになったので、修正は簡単でした。


VFpageの page の<apex:page>を下記のように修正しましたら、ましになります。
<apex:page controller="pageController" showheader="false" cache="true" expires="{!expires}" action="{!IF($Site.Name == null, $Page.PageViewNotAllowed, null)}" DocType="html-5.0" standardStylesheets="false">

このpageというVFpageからtemplateを呼ぶので、このVFpageを修正しないと、DoctypeをHTML5にしたり、不要なCSSを消し去ったりできません。

standardStylesheets="false"は、テンプレート側にも入れておかないと、ゾンビみたいにSalesforce標準CSSが吐き出される気がします。

[Reference]

2.FreindlyURLs

  • ~/CMS/hogehoge にて友好的URLでアクセスできる
  • ピリオドはパースしない
  • ~/ にアクセスした際のURLは page?id=xxxx
といった仕様で使いにくいので、修正が必要と思います。
また致命的なのは、FreindlyURLsを有効にすると、WebFormが動かなくなります。WebFormが強力なところがCMSForceの美味しいところ、なんですけどね。

[Reference]



3.Dynamic HomepageとCustom URL

CustomURLを設定していると、Dynamic Homepageが有効になりません。
複数サイトの管理ができるように HomepageContorllerが修正されたんですけど、CustomURLでの検証はやってなさげorz

所感

CMSForce自体に比べてより使いやすくはなっているものの、色々設定しようとすると、そもそもの仕様想定外で動きません、というのが多発します。

  • (Site自体の)CustomURLは使わない
  • URLrewrite(Friendly URL)も使わない

ので、あればCMSと最低限のことはできるとは思います。VisualforcePageはかけないと駄目だけど。本当はコミュニティで育てることができたらいいのだけど、エコシステム働いていませんわ~


気が向いたら続きます。


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